外国為替取引(FX・外貨預金)の資産運用



「国内株式・海外株式・国内債券・海外債券」。この4つの市場に分散投資することで、貯蓄よりも遥かに効率的な資産運用が可能だとされていますが、この資産運用はあくまでも数十年以上、長期的に見た場合であって、1年、2年など数年単位で見ればサブプライムローン問題、リーマンブラザーズの破綻など、大きな金融問題が発生すれば残念ながら資産が大きく目減りしてしまう可能性も十分考えられます。


またこの4つの市場への分散投資による資産運用は、「国内株式・海外株式・国内債券・海外債券」4つの市場が異なる値動きをすることが大きな条件なのですが、近年、グローバル化が進み、アメリカ、ヨーロッパ、中国など海外の出来事が決して他人事ではなくなり、アメリカの株価が下がれば日本の株価も下がるなど、国内株式と海外株式の連動性が強まり、同じ値動きになる可能性が高くなっているため、将来的に4つの市場へ分散投資したからといって安定したリターンを得られるかどうかは分からなくなってきていると言われています。


さらに債券は値動きを読むことが難しく、その上、大きなリターンを得る事ができない金融商品なので、ポートフォリオに組み入れる事自体、疑問視されています。


そこでファイナンシャルプランナー、かつエコノミストである中原圭介さんの著書「サブプライム後の新資産運用」では、これらの4つの市場への分散投資ではなく、国内株式(海外株式)に+して、外国為替(FX・外貨預金・外貨MMF)をポートフォリオに組み入れることによって、より安定した、そして大きなリターンを得るように推奨されています。


 外国為替取引(FX・外貨預金・外貨MMF)による資産運用



外国為替取引とは、日本円を「米ドル・ユーロ・ポンド」など各国通貨に換えて資産を運用する取引の事で、日本円よりも高金利の通貨で運用する事によって日本円で運用するよりも高利回りが期待でき、さらに預け入れ時よりも円安(1ドル100円⇒101円方向)になれば為替差益によって元本が殖えることとなります(逆に預け入れ時よりも円高となれば日本円で元本割れとなります)。


外国為替取引には現在、「FX(外国為替証拠金取引)・外貨預金・外貨MMF」この3つの取引があり、上記の通り、外貨預金、外貨MMFは日本円を外国の通貨に換えて資産を運用する、いわゆる“買い”しかできないため、これから円安になりそうだと思う時にしか始める事ができませんが(円高になれば為替差損が生じるため)、一方FXの場合は“買い”、“売り”どちらからでも取引が出来るので、これから円高になりそうだと思ったときでも始められるため、外国為替取引の中でも近年、圧倒的に人気となっています。


さらにFXの魅力としては以下のものがあげられます。


手数料が圧倒的に安い。

取引時間内であれば深夜、早朝などいつでも取引可能。

レバレッジ(1〜400倍ほど)をきかせることによって、少ない資金で大きな取引が可能(逆に高いレバレッジを掛けるとハイリスクハイリターンとなりますので注意が必要です)。

取引可能通貨が多い(FX業者によって異なるがマイナーな通貨を取引する事も可能)。

FX業者の資産と顧客の資産を分別管理することが義務付けられているのでFX業者が破綻した場合でも資産が保全される可能性が高い(外貨預金は預金保険制度保護対象外)。


詳しくは外貨預金vsFX(外国為替証拠金取引)


 外国為替取引と株式による資産運用



では私たちは今後どのような形で資産運用をしていけば、リスクを抑え安定したリターンを得る事ができるのでしょうか?


いままでは何も考えず「国内株式・海外株式・国内債券・海外債券」4つの市場に分散投資し、後は株価が上がろうが下がろうが関係なく、数十年以上、長期間、資産運用するだけでリスクを抑え安定したリターンを得る事が出来ると信じられていました。


しかし国内株式と海外株式の連動性が強くなったため、この資産運用ではリスクを抑えることができず、サブプライムローン問題、リーマンブラザーズの破綻などがあれば短期間ではもちろん、長期的に見ても資産を殖やすどころか資産が目減りしてしまう可能性も否定できないのです。


そこで闇雲に分散投資するのではなく、世界経済の状況を見極めながら、「国内株式(海外株式)+外国為替取引(FX等)」で、これから株価が上がると思ったとき、また為替が円安になると思ったときだけそれらの金融商品に投資し、サブプライムローン問題などによって世界経済が失速し、これから株価が下がると予想されるとき、為替が円高になると予想されるときには金融商品に投資するのを休む資産運用も必要かもしれません。


もちろんこれらの資産運用を行うには常に世界経済の情勢を見極める力が必要となってきますが、自分の大切な資産を少しでも効率的に殖やすためには経済情勢を見極める力は必須となります。


「100年に1度の金融危機」と、株価、為替が乱高下した2008年。自分の資産を守り、殖やすために、日本経済だけでなく世界経済がどの方向へ向かっているのかを把握し、「投資したら株価が上がろうが下がろうが関係ない」というスタンスではなく、より効率的な運用が求められる時代へ突入したのかもしれません。




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