ドルコスト平均法



ドルコスト平均法とは投資信託、株などの同じ金融商品をにおいて、毎月一定金額を購入(積立)する事によって、安いときに多くの口数を購入し、高いときには少なく口数を購入する投資法の事で、毎月一定量(口数)を購入する投資法よりも購入平均コストが安く安定するとされています。



 ドルコスト平均法のメリット・デメリット



◎ドルコスト平均法のメリット

・日々の株価、為替相場などの値動きを気にすることなく機械的に購入(積立)すれば良い。

・購入平均コストが安定しやすく効率的な投資方である。


×ドルコスト平均法のデメリット

・機械的に購入するためつまらない?

・あくまでも購入平均コストを安定させる投資法であって、儲かる投資法ではない。


ドルコスト平均法のデメリットではありませんが、同じ金融商品(市場)に資産を集中させる事はリスクが高くなりますので、例えばインデックス投信の場合は、『国内株式・海外株式・国内債券・海外債券』の4つの市場に毎月ドルコスト平均法によって購入すれば購入コストが安定するだけでなく、分散投資によってリスクが低くなり、安定したリターンを得る事が可能となるのです。

またドルコスト平均法を利用する場合、基本的に毎月、購入日を決めて一定額を購入(積立)すれば良いので特に悩む事もないかもしれませんが、それではつまらないと思う投資家の方も多いと思いますので、そのような方は毎月、購入日を決めるのではなく、市場の値動きを予想して毎月、自分が好きなときに購入する事でもOKです。

このようにすることで市場に常に興味を持てるようになり、資産運用、投資への楽しみも広がるかもしれませんからね。


 ドルコスト平均法の具体例



具体的に投資信託の場合・・・


基準価格 金額買付
ドルコスト平均法
口数買付
/ / 購入額 購入口数 購入額 購入口数
1 10,000 10,000 10,000 10,000 10,000
2 14,000 10,000 7,143 14,000 10,000
3 9,000 10,000 11,111 9,000 10,000
4 7,000 10,000 14,286 7,000 10,000
/ 40,000 42,540 40,000 40,000


上記の通り金額買付(ドルコスト平均法)と口数買付どちらも4ヶ月合計では同じ金額を購入しているにもかかわらず、口数ではドルコスト平均法で購入したほうが多く購入できるという結果となるのです。

もちろんこれは毎月投資、積み立てていく場合の話で、もしも現在100万円の運用資金がある場合は一度に100万円全額を投資したほうが、ドルコスト平均法で毎月、一定額を購入、積み立てていくよりも有利になることも十分考えられます(ただ一度に全額投資後、市場が下がる可能性も考えられますので一度に購入するほうがリスクが高いかもしれませんが・・・)。

あくまでも口数買付よりも金額買付(ドルコスト平均法)のほうが有利になる可能性が高いということなのでお間違いなく。

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